2022年8月28日
新卒半年で会社をやめたエンジニアの末路
こんにちは、ゼンです。私は自社開発の企業に勤めるエンジニアです。
私は新卒で入った会社でエンジニアとして働くも半年で辞めました。
退職してからの無職期間、フリーター期間、そして再就職するまでについて書きたいと思います。
新卒で入った会社について
新卒で入った会社は社員500人以下の中小企業で、開発の部署に配属されました。
新卒の研修が終わったとは、自社製品の機能の改修を担当しました。
グループリーダーが1人、メンバー4人の5人のチーム体制です。
言語はC++で、研修でも学習したのでプログラミングは順調に覚えていけました。
退職に至った理由は人間関係でした。
リーダーと完全に馬が合わなく(生理的に嫌いだったのかもしれません)、一生この人の下で働くのかと考えると絶望してしまいました。
また、当時は手の抜き方もわからなかったのも一員でした。
リーダーに期限を決めろと言われ、何を基準に決めればいいかわからなかった自分はギリギリの期限を設定していました。
その結果、期限に間に合わなくなりそうな時に勝手に追い込まれ、余裕がなくなり、最後は会社に行くことができなくなりました。
今思えばリーダーの上の人に最近しんどいと相談する、あるいはせめて休職する、といった選択肢が良かったと思いますが、当時はどうしたらいいかわからずとにかく辞めたい一心した。
そして、次の就職先も何をするかも決まっていないまま、会社を辞めました。
会社を辞めてから
会社を辞め無職になり、とりあえず実家に戻り就職活動を始めました。
しかし、何をしたいのか何も考えていなかったので色々な会社をふらふらと受け、もちろん受かりません。
地方に行きたいと思い地方の求人を探したり、編集になりたいと編集会社を受けたり、エージェントに進められるままエンジニア職を探したり、と軸が定まっていませんでした。
3ヶ月ほど過ぎても何も決まらず焦りだし、地元の隣の自治体の市役所の求人を見つけました。
学業は比較的いい成績だったので筆記試験は自信がありましたし、何よりも無職期間の言い訳になると思い、公務員を目指すことに決めました。
そして公務員試験対策の塾にも通い始めました。
公務員を目指して
塾に通い始め3ヶ月ほど勉強すると、試験範囲の勉強は一通り終わりました。(国家公務員と異なり、市役所の試験は専門試験がなく範囲が狭いのです)
時間もできたのでバイトでもしようとコンビニやプールバイトなどを始めました。
その間、はじめに受けた市役所は面接で落ち、近隣の市役所を受け始めました。
プールバイトは学生も多く、自分まで学生に戻れたような気分で、一時の楽しい時間でした。
しかし、面接が苦手なことと志望理由がうまく作れないことから(特に地元の隣の自治体)、最終面接まで進むも合格にはいたりません。
退職してから1年が経とうとする中で、もう一度エンジニアになることを考え始めました。
しかし、後ろ向きな理由ではなく、色々なバイトをしたり他の業界に行く学生などと話している中で、自分がエンジニアとして働いていたことは普通のことではない、特別なことだとわかったからでした。
(この間、飲食のバイトをせわしなさが合わず1ヶ月位で辞めるなどもしました)
そして、地元の市役所の選考が進み、これがダメだったらエンジニアになろうと、民間の就職活動も再開しました。
新卒の会社をすぐに辞めていること、ブランク期間が長いこと、公務員をまだ目指していることなど悪材料ばかりで面接官が明らかにいい顔ではない時もありました。
しかし、選考を重ね、実家から通いやすい中小の受託開発の企業から内定を頂きました。
地元の市役所の結果を待ってもらい、市役所の最終面接が不合格の結果を受け、その会社に入社を決めました。